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エクメーネの舞台

 目次


舞台概要
「屋敷」とは
重要NPC
その他NPC


 舞台概要


舞台となる土地は、ホイヘルン領「エクメーネ」です。
これは、この世界観にしか出てこないオリジナルの土地です。

エクメーネは、ルールブック?に載っている都市アルドレアより、およそ1日半ほど南に行ったところにある、
ホイヘルン家が統治する自治領で、4つあるホイヘルン領の中で最も小さい領土です。

領主はフリードリヒ・ホイヘルン(55歳)ですが、彼自身は帝都ルキスラの近くにある、
ホイヘルン領の中でも最も大きい地に住んでいるため、現在は彼の末娘エクレール(12際)がその統治を任されています。
しかし、フリードリヒとエクレールの間柄は決して良好ではなく、むしろ険悪ともいえる状態のため、
エクメーネはなかば放置されている状態であるといえます。

ザルツ地方の主な街道からは外れた位置にあるため、交易はそれほど発達していません。
対外関係はいまのところ良好ですが、ホイヘルン家と敵対する勢力が現れた場合、
侵略される危険性もあるのではないか、と懸念されています。

守りの剣は1本だけありますが、<剣のかけら>はホイヘルン本領からは送られてきておらず、
自分たちの手で調達しなければならない状況に陥っています。


 「屋敷」とは


エクメーネを治める少女、エクレールの住宅です。
多くのメイドや執事、庭師などを抱えていることで有名です。
また、領民が厄介ごとを解決してもらうためにおとずれることもよくあり、
そうした問題の解決には、屋敷内で働いている人が「冒険者」としてかり出されます。

2階建てであり、エクレールの個室は2階、メイドや執事の共同生活部屋は1階にあります。
しかし、正確な部屋数などは、エクレールも把握していないところがあり、
メイドや領民の間には、何か棲んでいるのではないか、など様々な噂が流れています。
実際、屋敷の中で普通は起こりえないような奇妙な出来事が起こったことも過去に何度かあり、
そのような場合も、屋敷内で働く人々が「冒険者」として解決することになります。


 重要NPC


"噂をすれば"エクレール
幼くしてエクメーネを治める13歳の少女。種族は人間。
ルキスラ内でも有力な貴族、フリードリヒ・ホイヘルンの末娘である。

気が強いが、まだまだ精神は幼いところがある。
しかし、彼女は彼女なりに、自分の領地と領民のことを真剣に考えており、
より良い統治を目指すべく、日々勉強に励んでいるようである。
そのため、領民からはかなり好感を持たれている。

屋敷で領民の「依頼」を引き受ける擬似冒険者制度も、彼女の提案によって始まり、
屋敷内に優秀な人材も多いためか、現在のところ非常に上手くいっている。
しかし、意外と領民からの依頼が多いことに困惑しているところもある。
また、それ以外にも屋敷の中が事件の発端となったり、個性的なメイドや執事に振り回されたりと、
何かと気苦労の絶えない生活を送っている。

家族との仲は悪く、特に腹違いの姉との関係は最悪である。
彼女自身も、今のところ家族に対してあまりいい感情を持っていないようである。
しかし、心のどこかに、できれば関係を修復したいと思っている部分もある。

なお、彼女はまったく気づいていないことだが、彼女が実母だと思っている人物は、
実は「育ての母」であり、「生みの母」というわけではない。
「生みの母」は行方が分からなくなっており、生きている可能性は極めて低い。

カイン・ホイヘルン
エクレールの実兄にしてホイヘルン領キルディールの領主。20歳。
帝都ルキスラの士官学校を卒業しており、冒険者としても非常に高い能力を持つ。
シフウ・セパレイト(PL:りん)とは、士官学校時代からの仲である。

非常に社交的であり、基本的に誰とでも仲良くできるタイプ。
妹エクレールのことはクレアと呼んで可愛がっており、必要なときには手助けもしてくれる。
エクレールも、家族の中で彼だけには信頼をよせている。


 その他NPC

NPCデータ提供:緋色様、りん様、桜沢様、アキ様  ありがとうございます。
他にも追加してほしいNPCがいれば、教えてくだされば追加します。

・シェイナ
女性型ルーンフォーク。見た目年齢は20歳前後。
過去、人間の研究者と結婚し、ルーンフォークの研究を行っていた。そのため、機械に詳しい。
魔導機文明の遺跡に独りぼっちであったところを発見され、エクレールの屋敷にやってきた。
性格は比較的落ち着いている。趣味は機械いじり。射撃も一応得意。
正確な製造時期は分かっていないが、かなり古いルーンフォークであり、戦闘に耐えうる体ではないらしい。

・コボルト一家
パパさん、ママさん、チビ(♂)の3人構成。
屋敷の厨房でコックのお手伝いさんとして働いている。
パパさんはコボルトの中でも非常に大柄で「〜でもふ」という語尾が特徴的。
ママさんは元貴族だが、パパさんと結ばれる際にその地位を捨てており、現在駆け落ち中の身。
チビは小さいながらも働き者だが、よくドジを踏むのがタマにキズ。

・メデューサ親子
母ルーティエと娘リネアの2人。メデューサであるため、目を見た人は石化してしまう。
人族の中で生活をすることを望んでおり、現在は屋敷に保護されている。
ルーティエは魔法で自身の姿を変えることができ、メデューサとしての素性を隠すことができるが、
リネアにはそれができないため、外に出るときにはフードを深くかぶっている。
また、リネアはサングラスをかけているが、それはかけたものの視力を奪い取る呪いがかかっている。

・ロサムンディ
屋敷にあるバラ庭園に住む妖精。年齢不詳。体長は80cm程度で、妖精にしては大きい。
見た目はエクレールと非常に似ている。服装はピンクと白のまだら模様のバラのような丈の短いドレス。
威厳はあるが、物腰穏やかである。ただし、気まぐれさや子供っぽさも持ち合わせている。
よっぽど親しい相手(庭師など)でない限り普段はまず姿を表さないため、その存在を知らない屋敷の者も多い。
しかし、妖精語が話せる人、特に小柄な人をお茶に誘うことも時々あるらしい。
反対にバラに悪戯をするような人に対しては、庭園を迷宮にして閉じ込めてしまうこともある。
なぜか交易共通語も話すことができる。

・ポルネ
エクメーネ付近にある村、パッチ村出身の少女。年齢は16歳。現在は屋敷に住んでいる。
幼い頃、親友エシラと外に遊びに行った際に魔女(詳細不明)に2人共連れ去られてしまった。
その際にエシラは死亡、ポルネも「他人の目を見ると死ぬ」呪いをかけられてしまう。
その後、魔女の去った塔の中で孤独な生活を送っていたが、調査に来た屋敷のメンバーに保護された。
なお、外に出るために「盲目の呪い」がかかった薬を飲んでおり、目が見えなくなっている。
今のところ、呪いを解く方法はまったく見つかっておらず、盲目状態での生活が続いている。
だが、それでも「外に出れたこと」に、彼女はむしろ幸せを感じているようである。

・ビット
パッチ村出身の少年。年齢は16歳。ポルネとは幼いころから仲が良い。
魔女の塔の調査に来た屋敷メンバーに頼み込み、同行した。
以降、ポルネに付き添う世話役として屋敷の中で生活を送ることになった。