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アネクメーネの舞台設定

アネクメーネとは
重要NPC


 アネクメーネとは


実力主義国家「アネクメーネ」は、ホイヘルン家が治める4つの領土のうちの1つです。
帝都ルキスラから北へ徒歩で2日半ほど行ったところに位置しており、カプティ山岳と漆黒の砂漠の間にあります。
領主は、エクメーネを治めるエクレールの腹違いの姉、アネット・ホイヘルンです。

領土自体は、エクメーネよりも一回りか二回り大きい、といった程度の広さですが、
エクメーネと比べると、強大な軍事力を有していることが特徴です。
また、民主的なエクメーネと違い、厳格な実力主義に基づいて国が成り立っており、
国内での勢力争いは絶える気配が一切ありません。
しかし、その頂点に立つアネットの持つ力が恐ろしく大きいために、現在は国家として保たれている状態です。

ホイヘルン領本土に最も近い領土で、南にある帝都ルキスラとの関係もまずまず良好です。
しかし、ダーレスブルクのレーゼルドーン大陸開拓にも密かに独自に手を貸しており、
本土をも無視して自国だけの利益を追求しているのでは、と警戒されている部分もあります。


 重要NPC

アネット・ホイヘルン
アネクメーネを統治する、16歳の女性。エクレールの腹違いの姉。
父フリードリヒにその実力を認められ、ホイヘルン領の一部を任されることになった。

性格は高圧的で、特に自分から見て弱い者に対しては非常に無礼な態度をとる。
ただし、態度に見合った実力も持ち合わせており、特に魔法の才能は並の冒険者よりもはるかに高い。
しかし、その実力の伸び方があまりにも急激であったため、国の中では様々な憶測が飛び交っている。

両親との関係は良好であるが、フリードリヒは密かに彼女を警戒している部分もある。
兄カインとも良い関係を築いているが、妹エクレールのことを心配する彼に苛立ちも覚えている。
エクレールのことは徹底的に嫌っており、エクメーネへの侵略を目論んでいるのでは、と噂されることもある。