妖魔伝≫第三夜≫あとがき

あとがき

作者  「という訳で第三夜です。普通のあとがきも芸が無いんで次回から小芝居
    形式にでも…。」
謎の女性「ふふふ…。聞いたわよ。」
作者  「その声は、謎の美少女こと林 晶子嬢!」
晶子  「はいはい、説明口調でありがとう…。さて、早速ここでお葉書です。都
    内在住の匿名希望さん。」
作者  「おい、いきなりなんだ?」
晶子  「くわしくは同封のテープを聞いてください。」
作者  「ハガキに同封のテープ??」
晶子  「細かいわね…。とにかく、聞いてみましょう。」
声   “第三夜の感想ですけど、あなた『美女』って言葉、使いすぎじゃないで
    すか?
    まあ、容貌がインフレ気味ってのは分かりますけど…。それにしても表現
    力が無さすぎですよ…。”
作者  「なあ、今の声どう聞いても、みづきさんじゃ…。」
晶子  「てい!」
作者  「ぐぇ…。」
謎の男性「隅落とし、一本!!」
晶子  「もう、匿名希望って言ってるじゃないですか。」
作者  「そ、それより今“一本”って言ったの誰?」
晶子  「細かい事は気にしない。んで、どうなの?さっきの指摘。」
作者  「ん〜…。確かにそうだな。表現力とか想像力が欠けてるよね、僕には…。
    でもさ〜、情緒型の僕にはそういうの表すのって大変らしいんだよね。」
晶子  「何?その情緒型って…。」
作者  「愛読書の性格分析の本でね、自分の性格を分析したの。ちなみに色別動
    物占いは“赤いコアラ”だよ〜。」
晶子  「へ〜…。ねえ、あたしは何?色別動物占い…。」
作者  「へっ?え〜と…。1984年の5月5日だから…。黒の狼、研究心の強
    い人だそうだ。言っておくけど別に今決めたんじゃないからな、君の誕生
    日…。」
晶子  「へ〜…。じゃあ、坂グェ…。」

ゆっくりと崩れ落ちる晶子

作者  「あ…、強すぎた。やべ〜、白目剥いてるし、微妙に痙攣してるし…。ま、
    まあ、ポニーテールを見たら引っ張るってのは男の性だし…。ということ
    でご指摘は今後の課題としたいと思います。このあとがきの形式、僕的に
    は非常に書きやすいんですけど、如何でしたでしょうか?もし、次回もこ
    の形式ならゲストは…。」
謎の女性「私ですね。なんせ、晶子ちゃんよりも出番が少ないんですから…。」
謎の男性「姉さん、それいうなら僕の方が断然少ないよ。」
謎の女性「そんな変な執念をもってるんですから自業自得です。」
謎の男性「変なって…。そんな〜。」

謎の男女、下手から上手へ退場

作者  「と、取り敢えず4ヶ月おきということで次回は秋口にお会いしましょう。」

むっくりと起き上がる晶子

晶子  「一寸、死ぬかと思ったじゃない!」
“ゴギッ”
作者  「く、首が…。しかも、今のは幻の大技“山嵐”…。でも、君は柔道家じ
    ゃなくて合気道使いなんだけど…。」
晶子  「ふっ…。細かい事は気にしない。それではまたのご来店をお待ちしてお
    ります。」

営業スマイルを見せる晶子嬢
幕が下りる

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