CLIMAX PHASE
GM:翌朝、教会前です。全員登場してください。男が歩いてきます。傍らには深々とフードをかぶったコートの少年と真琴。さらには“ナイトメア・ウェーバー”新藤多佳子と、彼女に付き従う長身で銀短髪の男が1人。その男が天羽央樹を抱きかかえています。
瑠璃:お、お姫様抱っこ?
GM:ですよ? 手首に手錠のようなものがついています。君達がそれと認めたところで、天羽君がゆっくりと目を覚ます。
シュージ:央樹くーん。
GM/央樹:「……シュージ君」弱々しい声で呼びかける。「来ちゃダメ、逃げて……!」
シュージ:……一緒に、ご飯食べるんだよ。
GM/央樹:「ごめん。これ以上巻き込めないから……」
シュージ:でも、いままでいっぱい助けてもらったから、今度は僕が守るの。
決意の言葉と共に、紅くまばゆい光が背に広がり、翼の形をとった。
GM/俊之:「おはよう、諸君。そして天羽央樹君」
シュージ/央樹:キッと見つめ返す。
GM/俊之:「さぁ、シュージ君。迎えに来たよ」
シュージ:行かないよ。
GM/俊之:「そう言うとは思っていたさ。いたしかたない」
GM:その台詞を合図に、敵が動きます。まずジャックが天羽君を下ろして、前に出る。真琴も前に出て1エンゲージ。後ろのエンゲージには三重俊之とナイトメア、EXEXをつけた少年。さらに魔眼が現れ、そこから1人の男が出てきます。彼も別のエンゲージ。
瑠璃:敵多いなぁ。
GM:皆さんは向かい合って1つのエンゲージ、と言いたいんですが、るりっちは木の上にいるみたいだから別(笑) ここで攻撃以外のメジャーかマイナーアクションを1つしていいです。
遥歌:従者作成。(ころころ)HP31の従者ができました。
シュージ:エンゲージを離脱して前に出る。
GM:そうすると真琴と同じエンゲージになりますが、いいですか?
シュージ:いいよ。
GM:では衝動判定。目標値はちょっと高くなって8で。
シュージ:(ころころ)失敗した〜。
遥歌:判定は成功。侵蝕率が99!
幸助:侵蝕値19あがった。今まで登場時に上がった侵蝕値合計とほぼ同じ(笑)←クライマックス突入時の侵蝕率48%
GM:戦闘に入る前に言っておくことがあります。真琴君、救うことができます。もちろん天羽君も救えます。ただし、頑張ってください(笑)
シュージ:頑張るもん。
GM:天羽君は第1話からの続きの状態で、侵蝕率が高いです。なので、ロイスがタイタスになると衝動を抑えるのが難しくなって危険です。
幸助:戦い方次第で2人とも救える、と。
GM:条件は決めてありますので、頑張ってください。戦闘ラウンドに入ります。
第1ラウンド
GM:セットアップで“シュバルツシルトの人形”が《重力の城》を宣言。防御が堅くなって行動済みに。三重先生が《戦いの予感》を使用。衝動判定失敗したシュージ君に向かって叫びます。
GM/和歌子:「真琴君はまだ救えるわよ! あの子にはまだ感情が残ってる!」
シュージ:あー、うー……。←衝動判定失敗中
GM/和歌子:「シュージ君、心を取り戻すには心しかないのよ、分かる!?」
シュージ:えーと。あのね、衝動が「嫌悪」なの。「央樹君と真琴君を助けるんだからどいてよ!」っていう、わけわかんない感じ(笑)
GM:真琴君目の前やんっ(笑)
GM/和歌子:「まだ救えるから! でもレネゲイドに蝕まれればそれまでよっ」
幸助:侵蝕値がやばいってことか?
瑠璃:チェッカー調達しとけば面白かったかなあ。
GM:三重先生持ってるよ。真琴君の現在の侵蝕率は120%です。ある一定のところまでいくと救えません。
幸助:このラウンド中に倒さないとやばいのか。
GM:むしろ、1回で倒さないとやばいだろうね。では三重先生の行動……。
瑠璃:あ、待って。《戦術》使う。シュージ君と大木君に。
セットアップ終了後、《戦いの予感》の効果により和歌子が最初に行動する。バロールは接近されると攻撃しづらいはず、と全力移動でアベルにエンゲージして終了。
GM:イニシアティブ順に戻って真琴君から。目の前にいるシュージ君しか狙いません。
シュージ:真琴くーん!
GM:マイナーで《ライト・スピード》使用、メジャーアクションで《オウガバトル》《シューティングシステム》《抜き打ち》。1回目、37! リアクションのダイスに6個のペナルティがきます。
シュージ:んー……あ。最初にダメージ受けるとダメなんだぁ! 《赫き剣》でダメージが出せなくなるぅ。
GM:(ひそ)天羽君の目の前でシュージ君が死ぬと大変だよ。
シュージ:でも6個ペナルティはきつい。避けられない。
「モード、ブレイクスルー……」
無感情にそう言い放つ少年。
引き金を引いたと気づく暇こそあれ、その瞬間には弾丸はシュージの体を貫いていた。追いかけるように体から溢れるのは、舞い散る羽と同じ赤。
「シュージ君っ!? もう止めてえぇっ!」
必死に顔を上げて叫ぶ、その声にはしかし応えず。シュージは立ち上がって前を見据えた。
シュージ:《リザレクト》……2回とも3(笑)
瑠璃:ちんまりちんまり(笑)
GM:次は三重俊之。「プログラム・エリアル」と呟く。すると無数の衝撃波が生まれ、《かまいたち》を中心とした効果の攻撃が後ろのエンゲージに向かいます。これは彼のプロジェクトの成果の一つ、EXレネゲイドを利用してエフェクトを閉じ込めておくプログラムです。
一同:おー。
GM:まだ研究段階ですけどね。達成値は固定で25。ダイスペナルティが2D。
遥歌:どうしようかなぁ……避けると《リザレクト》できなくなるんですよ。
幸助:かばおうか?
シュージ:侵蝕値まだまだだもんね(笑)
遥歌:で、従者が避ける努力をする……と、やっぱり《リザレクト》できなくなる。まず僕が素振りで振ってみます。……ダメ。従者が問題……落とされると困る。
シュージ:……従者のHPいくつだっけ?
遥歌:32。
シュージ・瑠璃:落ちないよ!
達成値25の時のダメージは3D10。つまり最大30点である。
遥歌:じゃあ従者も素振りで……くらった。
幸助:俺はカバーリング。
GM:ダメージは16点装甲無視。
幸助:カバーリングしているので2倍で32点。さすがに落ちる。
GM:じゃあ次。
瑠璃:私は待機。
遥歌:こんな大変な状況でも本気にならないのかーっ!
瑠璃:私は先に動いちゃうとダメなんだよ。いろいろあるから。
GM:では“ナイトメア・ウェーバー”は……るりっち。
瑠璃:なんでこっち!?
GM:気に入ってるんだよ。愛用の銃を舐めます。《痛みの水》《盲目の羊》を組み合わせた攻撃……ダイスが死ぬほどいるので誰か貸して下さい。“ノタうち回れッ!!”(ざららら)……クリティカル値が7で……。
瑠璃:そんなもん避けられるかー!
GM:あれ、でも少ない……31! 喰らうと以降【感覚】にダイスペナルティ。
瑠璃:それはやだなぁ……撃つ努力はしましょう。
GM:《守りの弾》?
瑠璃:何を言ってるんですか、《カウンター》ですよ。……ダメだ、止まった。
GM:ではダメージいきまーす。8+6+5+……。
瑠璃:あー、落ちた落ちた。《リザレクト》。
GM:以降5ラウンド【感覚】にペナルティが来ます。
瑠璃:5ラウンド!?
幸助:次は俺。マイナーでシュージ君と同じのエンゲージに入ってメジャーで本陣を叩く。《かまいたち》《雷の牙》《吼えたける爪》《獅子奮迅》《MAXボルテージ》。
GM:ちなみに天羽君ははずすよね?(笑)
シュージ:はずしてええぇっ!?(笑)
幸助:もちろん(笑) 7はまだ回らないから……ごめん、16。
GM:“シュバルツシルトの人形”は三重俊之のカバーリングに入ります。《マグネット・フォース》《グラビティガード》《球電の盾》《魔王の理》。自ら魔眼に取り込まれて攻撃を引き寄せ、帯電した義手で受け止める。受け成功。ダメージは通りません。“ナイトメア・ウェーバー”は回避成功。
GM/俊之:「そうだ、抗ってもらわねば困る。その事象こそ彼を育ててくれる」
シュージ/央樹:「やめて、やめてよぉっ」
GM:次はアベルか。同一エンゲージには攻撃できない。くそー(笑)
シュージ・遥歌:予想どーり!(笑)
GM:《ダークマター》使用。ワンテンポ置いて魔眼が拡大します。後ろのエンゲージに魔眼が移動し、超重力で押しつぶす。《絶対の空間》《インビジブル・ハンド》《完全なる世界》《惑いの一撃》!
遥歌:従者がつぶされると手が遅れるんだよなぁ……。
しかしこの攻撃に対する従者の回避はダイス目が振るわず失敗。アベルの生み出した重力に押しつぶされ、消えてしまう。
遥歌:痛いなぁ。
GM:ジャック・ハワードいきます。“アルティメット・パニッシュ”! 全身から破壊的な超音波を発生させ、その振動により大地をも引き裂く。大木君に……達成値は30、ダイスペナルティ6個、クリティカル値+1でお願いします。
幸助:そうするとクリティカル値9か……ダメだ。
GM:ダメージが18点。今後2ラウンド【感覚】に-6D、クリンナップに9点の実ダメージがきます。
遥歌:僕の番ですが……どうしましょう?
シュージ:遥歌君、回復してくれると嬉しいんだけど、どーかなぁ。
遥歌:回復すると僕はそれで終わるけどいい?
シュージ:真琴君はこのラウンド中にどうにかしたいわけでしょ? 次の攻撃でなんとかするなら攻撃力はほしい。
遥歌:んー……じゃあ回復しますか。
シュージ:お願いします。僕は待機。
遥歌:シュージ君を回復します。《癒しの水》《タブレット》……達成値は11。2D回復で……(ころころ)う。ごめーん、3点(汗
シュージ:しょぼーん。でもこれで作らないとしょうがない。マイナーで《赫き剣》、HPを5点消費して鎌を作る。メジャーで《ロイヤルブラッド》《全知の欠片》《ブラッドバーン》《ガラスの剣》。これで100%突破。……ここは三重俊之をタイタスにして昇華したいところなんですが……。
GM:が、さっきの三重先生の言葉を思い出してくれい。
シュージ:「心には心よー」……心?
瑠璃:つまり心を込めた一撃! ここは真琴君のタイタスでしょ。
シュージ:……あー……そうか。今「猜疑心」でロイス結んでる真琴君をタイタスにする。疑っててごめんね。違うの、真琴君は真琴君だからっ! 即昇華、ダイスを増やします。達成値は……55!
「ダメだよ、遅い――モード、ランブルトリガー」
GLOCK26の銃口が振り上げられた紅い刃を捕らえる。鎌の軌道を逸らすべく、撃ちだされる弾丸。しかし。
「真琴君も助けるからっ!!」
引き金にかけられた指が、ほんの一瞬、力をなくした。
GM:……10……20、止まったっ!! 撃ち返せないっ。
シュージ:当たった! ダメージが……51点!!
GM:それは昏倒する。が、ここで《ラストアクション》!!
一同:きたーっ!
GM:《マシラのごとく》と《神速の鼓動》も入れた、ダイスペナルティ6個のシーン全体攻撃!
真琴の手から力が抜けていく。銃を取り落とす…そうシュージが思った瞬間、真琴が力無く呟く。
「モード、デッドエッジ…」
瞬間、真琴の姿が、ブレた。
それは例え神でも捉える事の出来ない、不可視のラストアクション。無音で無慈悲な無数の銃弾は、真琴の生還を願うもの全員に叩き込まれた。
シュージ:ええ、僕のHPはどうせ1ですが何か(笑)
幸助:俺もー。
GM:達成値は35!
幸助:シュージ君、素振りで避ける努力をしてみて。だめならかばう。
シュージ:ダイスペナルティがあるから……1個残るからクリティカルはできる(ころころ)
一同:おっ!
シュージ:回った……(ころころ)……おお?
GM:これでかわしたら熱いなぁ。
シュージ:(ころころ)ダメ、24でしたー。
幸助:じゃあカバーリングします。まだ100%超えてないし。
遥歌:《命の盾》《マインドエンハンス》……んー、当たりました。
瑠璃:当たってる。
GM:ならこれは全員倒れるね。
瑠璃:《マシラのごとく》の時点で30点あるからねぇ。
GM:最後の力でシーン全体に攻撃をした真琴君は、そのまま崩れ落ちそうになって、銃を取り落とす。
GM/真琴:「あれ? おかしいな……銃が握れないや……あれ? ……消えちゃうのかな……消えたくない、消えたくないよ、シュージ君! 天羽君!」
シュージ:消えないよぉっ! がしっと体を支える!
GM:シュージ君、君の胸元にある羽から何か力を感じます。
シュージ:ふぇ? なんだろう。
GM/一樹:「……新しい力を君にあげる」そんな声が頭に響く。
シュージ:!? 何が来た!?
GM/一樹:「これはレネゲイドの呪いから一時開放される力。今ならきっと彼の呪いを解くことができるはず」羽を傷口から体の中に叩きつけろと言っています。
シュージ:な、中に入れるんだ。じゃあ、ちょっと我慢してね……えいっ。
GM/真琴:「ああああああぁっ!」
GM:それがエフェクトの効果なんだろう、彼の中からどんどんレネゲイドが死滅していくのが分かる。オーヴァードじゃなくなる。彼はそのまま昏倒状態になります。はい、真琴君救えましたー!
一同:やったー!!
GM:では戦闘続行。セカンドアクション。こっちは特になし。
幸助:三重俊之は?
GM:あ? そもそもオーヴァードじゃないし。
シュージ:あはははははは!
GM:なんのためにエフェクト・プログラム使ってると思ってるんですか(笑)
幸助:じゃあこっちのセカンドアクション。
シュージ:僕は近づかないと攻撃できないので、今回は行動できません。
幸助:カバーリングされるのは分かってるけど、親玉狙うのが常道かな。侵蝕値は119、さっきと同じコンボで。達成値は34の範囲攻撃。ダイスペナルティは2個に増える。
GM:“シュバルツシルトの人形”がカバーリングで受けを試みる。……36、受け成功!
幸助:くぅー。ダメージは27点。
GM:実ダメージが2倍になって……《重力の城》で相殺されます。“ナイトメア・ウェーバー”は回避。ではクリンナップ。
幸助:9点ダメージで昏倒。タイタスを使って復活します。
遥歌:まだ昏倒中。
瑠璃:同じく。いつ起きるかが微妙なんだよなぁ。
シュージ:《不死者の恩寵》〜(ころころ)ダイス目低っ!? HPが2点だけ回復しました。これでまた3点です(笑)
第2ラウンド
GM:セットアップ。アベルが《重力の沼》を使用。セカンドアクションを禁止します。“シュバルツシルトの人形”は再び《重力の城》。
シュージ:瑠璃ちゃんは寝てるから《戦術》もらえない。しょぼーん。
GM/俊之:「真琴を倒したか。いい出来だったのに残念だな」大木君に向かって“プログラム・インフェルノ”。達成値は30です。
幸助:回避は……ダメ。
GM:では攻撃力15スタートにダイスが……すごい、これ。1、1、1、3(笑)
一同:うひゃー(笑)
GM:ダメージは21点。
幸助:6点残りました。
GM:うあ、《ペインエディター》キタッ!
一同:おおおおおっ(笑)
GM:次は“ナイトメア・ウェーバー”だけど……るりっちがいないんだよなー。つまんないから待機。
シュージ:じゃあ帰ろうよ(笑)
GM:このままいくと帰るよ?
遥歌:るりっちがこのまま寝てるとナイトメアが帰る?(一同爆笑)
GM:その可能性が高い(笑)
幸助:俺の番だな。誰を攻撃するべきか。
瑠璃:数を減らしたいところだね。残りの2人を狙うのもありはあり。
幸助:ふーむ。アベルを狙います。達成値は36、ダイスペナルティ2個。
GM:当たった、かなり痛い。アベルが反撃。大木君とシュージ君のエンゲージが魔眼に取り込まれる。……ぶ、達成値20。クリティカル値+1、ダイスペナルティ3Dです。
幸助:ダイス8個でクリティカル値8かぁ……厳しいなぁ(ころころ)う、18。
シュージ:むー。《全知の欠片》《ゆらめき》……(ころころ)
瑠璃:うわっ、10が4つも出てる。
シュージ:38。避け避け〜。
GM:ダメージは15点。
幸助:それは死ぬ。
GM:さて、ジャックの行動……やることないな。待機。
シュージ:マイナーで三重俊之のいるエンゲージに移動。《レーザーファン》も入れて範囲攻撃にしてっと……侵蝕率120超えたよ〜。紅い鎌を横薙ぎに一閃! (ざららら)んっと、39、ダイスペナルティが3つ。
GM:“シュバルツシルトの人形”はカバーリングして受け……失敗っ!?
一同:おっ。
GM:“ナイトメア・ウェーバー”の回避……んっ!? 当たりました。
瑠璃:なんでそんな達成値で当たるかな(笑)
シュージ:でもダメージ低かった。30点。
GM:“シュバルツシルトの人形”の装甲を貫くものの、魔眼に阻まれます。“ナイトメア・ウェーバー”は普通に喰らう。では三重先生がアベルに攻撃。マイナーで《シャイン・ブレード》、メジャーで《全知の欠片》《アドレナリン》《主の右腕》! ビーム・カタールに光を集めて、相手の弱い部分を貫く。47!
瑠璃:お、それはいけそうだ。
GM:で、アベルの回避が……当たった。ダメージは(ころころ)36。落ちた!
一同:やったーっ!
GM:これでセカンド・アクションとることができるようになりました。
遥歌:さて! タイタス昇華して起きないとこのままじゃ寝っぱなしです(笑)
GM:あ、今、見かけ上全員行動終了?
瑠璃:そっちの待機の2人以外はね。
GM:そうするとナイトメアは帰る。「まあ今回は楽しめたかしら〜。三重のおっさん、じゃあねー」虫を呼んで退場します。
GM/俊之:「ちっ。またか」
遥歌:るりっちどうする?
瑠璃:ナイトメアがいなくなった直後に立つのはなんとなく癪。
シュージ:それはあるね(笑)
瑠璃:あ、ナイトメアはエンディングで倒してあげよう。
GM:なんですと?(笑)
瑠璃:エンディングならやりたい放題(笑)
遥歌:じゃあ僕はここでタイタスを昇華……るりっちがおきてこないから「またこの人はさぼって」というわけで昇華させていただきます(笑) ゆらゆらっと立ち上がって、従者を作る。(ころころ)HP38の従者です。
GM:ではセカンドアクション。
幸助:3倍振りすれば帰れるだろう。タイタス昇華して起き上がる。ジャックを狙って達成値34!
GM:ダイスペナルティが2つだよね? ……当たった。
幸助:ダメージは23点。
シュージ:今度は僕もセカンドアクションするよー。えいっ(ころころ)37。
GM:“シュバルツシルトの人形”がカバーリングして受けようとする。……っ、くそ、ダメ! 受け失敗!
シュージ:たぁーっ。35点。
GM:カバーリングしているから実ダメージが2倍で、受けに失敗してるから……うわっ。落ちたーっ!? 受けに失敗すると辛い! まずい!
GM/俊之:「そんなバカな……“シュバルツシルトの人形”が!?」
第3ラウンド
GM:3ラウンド目、三重俊之の行動からですが……(全員の位置を確認)シュージ君だけでも持って帰りたいところだな。それは攻撃をするということで……“プログラム・インフェルノ”は近距離には使えない。……くぅ、“プログラム・ダークネス”いきます。《見放されし地》《全知の欠片》。
シュージ:……ふぅ〜ん(にまー)
GM:ダメージないけど、なんとかする(笑)
シュージ:《見放されし地》かぁ……♪
遥歌:エンジェルハィロゥだねぇ(笑)
GM:あ、あああああっ! やばい、GMうかつ!!
シュージ:《ゆらめき》《全知の欠片》さらに……《鏡の館》っと♪
《鏡の館》:エンジェルハィロゥの攻撃を跳ね返し、対象にダメージを与えるエフェクト。
GM:やばい、自滅かっ!?
シュージ:(ころころ)回避成功。そちらに6点の実ダメージです。光る羽がキラキラと散って弾ける。パァン!
GM:……この人は、非オーヴァードなんですよ?(笑) 実は、彼は特殊なゲストとして扱っています。HPが存在しません。……当たったら落ちます。
瑠璃・遥歌:かっこいー(笑)
GM/俊之:「そ、そんなバカな!!」(一同爆笑)
瑠璃:ほんとにね(笑)
シュージ:覚えた甲斐があったな〜。
GM/俊之:「……なるほど、これが『死』か。実に、興味……深い」
己の死さえも楽しむように、呟く。特異点という”運命を弄ぶ力”を操り、少年たちの日常を奪おうとした男が、今倒れた。
気がつけば、最後まで戦場に残っていた、ジャック=ハワードの姿も、忽然と消えていた。
シュージ:それを見たら、鎌を消して央樹君を抱え起こす。
「おかえり」
あたたかな言葉が降る。シュージの腕の中、黒い瞳が眩しげに瞬く。少しだけ泣きそうになって、けれどゆっくりと持ち上がる口の端。
「うん。…………ただいま」
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