MIDDLE PHASE
◆Middle05◆天羽央樹
央樹:じゃあ電話するー。も、もしもしー?
GM:えーと……出ませんな。
一同:うわぁーーーっ。
央樹:あああ。さっき話が出る前からシュージ君と話してないとは思ったんだよぉ。
真琴:ねぇ、シュージ君は?
央樹:……シュージ君、出ない……。
真琴:えっ。
真名:じゃああたしも登場しておこう(ころころ)1……10と1しか出ないよ(笑)
静漓:じゃあ登場する。
真琴:みんな寄ってきたぞ(笑)
央樹:シュージ君、出ない……(しゅん)
真名:え、でも出ないって言っても寝てるだけかもしれないし!
静漓:お風呂入ってるのかも。
真琴:トイレに行ってるだけかも。
真名:一度帰ってみたら?
央樹:う、うん……そう、だね。
真名:それはそれとして加賀島高次を押さえておかないといけないとは思うから……。
央樹:あ、あの……。
真琴:僕もシュージ君のこと見に行きたい。
央樹:あのあの、その真琴君が見かけたっていう、いじめられてた人も誰かちゃんと調べておいたほうがいいと……。
すでに気は家に向いていて、自分で調べるつもりはないらしい。
真琴:あ、そうだ。それも調べなきゃいけないんだ。
真名:でもそれはカルチャースクールに通ってるんだから行けばいいでしょ。
静漓:じゃあ私……お姉さんが、ひきこもりになって困ったっていって連れて行く妹役ね。
真名:それは、あたしがひきこもりになった、と(笑)
GM:え、むしろこっち(静漓)でしょう、ひきこもりは(笑)
真名:じゃあ、とりあえずあなたはおとなしくしてなさい、ということでよろしく。
静漓:? わたし、が、ヒッキー?(一同笑)
真名:なんか不満?
静漓:(口調を変えて)お姉ちゃんが、最近話しかけても何も言ってくれないんですっ(泣)……くらいの演技ができるんだったら譲るよ。
どこかの瑠璃:むしろ、「最近妹の言うことがわからなくなったんです」のほうが(一同爆笑)
真名:それなら素でできるよ(笑)演技なんか必要ないし。
静漓:ふぅん。分かった。そっちも面白そうだからそれでいい。
真名:分かってくれたら幸い。
真琴:それじゃ僕らは天羽君ちに。
央樹:うちに、うちに……。
真名・静漓:いってらっしゃーい。
央樹:だーっしゅ。急いでうちに帰ります。鍵は?
GM:鍵はかかってる。電気ついてない。
真琴:え、もう寝ちゃったのかな?
央樹:とりあえず鍵を開けて入る。
真琴:シュージ君?(こそ)
GM:人の気配がない。
央樹:と、とにかく中に入って探す。わたわた。
GM:そうするとサランラップにくるまれたグラタンが2人分。
央樹:ラップに包まれてる……。てことは、それってシュージ君出かける意思があったってこと? 靴は?
GM:靴ない。
真琴:え、シュージ君出かけたの?
央樹:てゆーかシュージ君、鍵持ってたの?
どこかの瑠璃:天羽君が置いといた予備の鍵をもっていったとか。
GM:じゃあそれで。
央樹:うん。シュージ君には持たせてない。一人で出歩かせるなって言われてるし。
真琴:じゃあ誰には持たせてるんだ。
央樹:真琴君。
真琴:あ、持ってるんだ(笑)え、僕は何もしてないよ?(笑)
央樹:え、えーとえーと。シュージ君の携帯は?
GM:ない。
央樹:じゃあ持っていった? 持っていったけど出ない。
GM:ああ、「現在電波の届かないところにいるか、電源が切られています」という状態。
央樹:え、えー。シ、シュージ君どこぉーっ。
真琴:落ち着いて天羽君。シュージ君が行くところってあるの?
央樹:え、でも。えーとえーと。
真琴:ひょっとして、UGNの研究……。
央樹:さっき、名前あったし……。
真琴:え、天羽君はいいの?
央樹:よくない。全然よくない。
真琴:僕もよくない。
央樹:えーと、とりあえず……他に何も残ってないの?
真琴:メモ書きとか。
GM:メモ……「ちょっと出かけてきます」
真琴:え、ちょっとって……おお?
GM:シュージ君の筆跡っぽい。
真琴:け、研究所行く?
央樹:けんきゅーじょ……す、鈴島さん……連絡、してみる……。
GM/鈴島:「はい、もしもし? あら、天羽君でしたっけ?」
央樹:そうです、天羽です。
GM/鈴島:「どうしたのかしら?」
央樹:その……ど、どうしよう(笑)←何も考えていなかった
どこかの瑠璃:だって、口外できない情報で、本当に連れて行かれてるかどうかもわからないし。電話してどうなるんだ?(笑)
央樹:わ、わかんない(笑)
遠くの静漓:錯乱しております(笑)
GM:えーと。とりあえず『ブレイクアップ』かな。
央樹:ぶ、『ブレイクアップ』ぅ!?
Dロイスとかが掲載されてるサプリメントだな。
遠くの静漓:ブレイクするらしいよ、何か(笑)
GM:♪ブレイク、ブレイク〜
央樹:え、えーと。まだ落ち着いてないけど、考えてみたら何も話せない気がするのでとりあえず……ボクに何か埋め込みました?(笑)
GM/鈴島:「…………さぁ、なんのことかしら?」
央樹:検査されてからなんかおかしいんですけど。
GM/鈴島:「あー、そうなの? それはじゃあもう一回検査をしてみたほうがいいかもね。また今度きてくれるかしら」
央樹:あの、内容をまったく教えてくれないとボクも不安なんですけど……。
GM/鈴島:「『何も』といわれても大した検査じゃないし……」
央樹:でも検査されてからおかしいんだから何かされたとしか思えないですよ。
GM/鈴島:「あなたの場合、こうレネゲイドクロリアン値がね(一同爆笑)とか説明してもいいけど専門的過ぎてわからないでしょ?」
央樹:<知識:レネゲイド>は持ってるよ?
遠くの真名:向こうの<知識:レネゲイド>レベル20とかに勝てば。←推測
どこかの瑠璃:(達成値が)30くらい出れば話はわかりそうだよね。
遠くの真名:振るだけ振れっ。
央樹:(ころころ)あ、1個回った……19。
GM:(ころころ)19じゃ無理。なんかすごくそれっぽい専門用語で語られました。
央樹:どーしよう。どーしようどーしよう。
真琴:天羽君、シュージ君どうしたの?
央樹:……ここで聞いても、実はダメなんじゃないかって気が(笑)何をなんていえばいいんだろう。
真琴:シュージ君の名前って出して大丈夫なの?
央樹:あ、でも次の実験体として情報は出てるんだよね。
GM:「どうやって調べたの?」といわれるとどうしようもないけど。
遠くの真名:だ・か・ら、殴らないと開かないんだってば。叩けよ、されば開かれん!
どこかの瑠璃:でもさ、シュージ君のことは完全に隠蔽されてるはずで、それなのに君の口からシュージ君が研究の対象になってるんですか、みたいなこと言った日にはさ。
遠くの真名:でもそのくらいのレボリューションがないと状況が打破できない。
どこかの瑠璃:レボリューションだったらむしろ「今から行くから調べてください!」とか。そっちのほうが楽しい感じ。
遠くの静漓:だったら《縮地》で「ボクを調べてくださーい!」
遠くの真名:うん、そのくらいの勢いがほしい。
真琴:それやられると僕がぽつねーんなんだけど。
どこかの瑠璃:別の意味のレボリューションだとさぁ、「ボクのシュージ君に手を出すな!」って言ってみるとか。
央樹:あははははははは!
GM:何が変わるってわけじゃないけどレボリューション(笑)
央樹:オフィシャルになってしまう(笑)
遠くの真名:自分が認めると認めないのとではえらい違いがあるね。
央樹:まぁでもおもむろに《縮地》で駆けつけたい気持ちは無きにしも非ず……。
どこかの瑠璃:それがもっとも事態の変化にはなるよね。
真琴:うん。僕は鍵を持っているので閉めて町を探し回るというのもありです。
央樹:で、研究所に行った後知覚することはできるわけですよ。じゃあそうだなぁ「今から行きます」
GM/鈴島:「あ、今から来るの? 分かったわ。じゃあこちらでも用意をしておくから」
遠くの真名:そしたらついでだから「加賀島さんに変わってもらえませんか」とか言って加賀島を自分の領域内にひきこんで、そこで《縮地》なんじゃん?
どこかの瑠璃:それやると単独で飛んでしまった日にはもう帰ってこられないんじゃ(笑)
遠くの真名:ただ、単独で飛ぶくらいの勢いがあると……面白いなと(一同爆笑)
央樹:あ、でも加賀島がいるのかくらいは聞いとこう。あの、金島さんはいらっしゃるんですか?
GM/鈴島:「ええ、いるわよ。それが何か?」
央樹:……「今から行きます」と宣言したからには今から《縮地》でも嘘ではないわけで……。
遠くの静漓:そうだね、自分の身を省みずにだったら早いほうが。
真琴:こっちはまかせろ、ビシ。
遠くの真名:巧遅より拙速を尊ぶ!
央樹:…………嘘はついてない! 飛ぼう! (真琴に)ちょっとごめん、ボク行ってくるから。
真琴:う、うん。
央樹:じゃあ今から行きますから!
真琴:それでは僕はシーンアウトです。
GM:そしたらここでシーンを変えよう。
一同:さてさて〜?(笑)
静漓:何が起こるのやら。
◆Middle06◆星川真名
静漓:じゃあ設定としては私がひきこもりの振りをすればいいのね?
真名:ひきこもりっていうか……素でいいよ。
静漓:わかった。
真名:受付があるんだよね? すたすた。
GM/受付:「いらっしゃいませ」
真名:(沈んだ声で)こちらは悩みがある人が来るところでよろしいですか?
GM/受付:「え、ええ。まあそんなところです」
真名:最近、妹の言ってることがちっとも分からなくって。
GM/受付:「妹さんですか?」
真名:はい、こちらなんですけど。もしかしたら私とは違う世界を見ているのかも。
GM/受付:「は、はぁ」
静漓:じぃー。
真名:ちょっと私も少しだけ違う世界を見てみたいな、なんて思ったり……。
GM/受付:「え、えーと。ちょっと先生のほうに連絡とってみますね。少々お待ちください(汗)」
真名:病院にも行ってみたんですけど……とか、去っていったのにしゃべってる(笑)
遠くの真琴:どっちがやばいんだ、これは?
静漓:……ここの電波、おいしくない(ぼそ)……お姉ちゃん、帰ろ?
真名:まだ。まだ……まだここに何かがあるはずだから。
GM:ど、どうしよう(笑)えーと、この時間でこれだから……。受付のおねーちゃんが出てきて「今日この後お時間おありでしょうか」と。
真名:ああ、時間ならいくらでも……。
静漓:ダメ。ピンキーに、餌をあげないと。
真名:ああ、そうだったわね(遠い目)
GM/受付:「ええと、じゃあ明日来てもらえますか?」
真名:あの、ここに加賀縞幸司っていう先生がいらっしゃるってお話を聞いたんですけど。
GM/受付:「ええ、いらっしゃいますよ」
真名:その方の話を聞くと元気が出るという噂を。
GM/受付:「では加賀縞先生のほうに取り次いでおきますのでまたいらしてください」
真名:明日ですか。
GM/受付:「はい」
静漓:明日、じゃ……間に合わないかも。
一同:何がっ(笑)
真名:妹が間に合わないって。私ももう、もたないかも(笑)
GM/受付:「え、で、では少しお待ちを……」
静漓:いつまでも、待つ(にやり)
GM/受付:「え、ええ。急がせていただきますっ」(一同爆笑)
遠くの真琴:脅迫か、これは?(笑)
GM:ガクガクブルブル。
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