鏡の少年 あとがき

 ここまでお読みくださってありがとうございました。ダブルクロスリプレイ小説でございます。ええ、キャラクターの過去小説じゃないんですよ。ダブルクロスをはじめてから数回目のセッションにして運命の出会い(笑)を果たしました。こんな早々に幸せつかんじゃったらあとは転落するだけだね、と自他共に認める状況でガクガクブルブル。
 てか、転落するシナリオがすでに用意されていたりするらしい。ひぃ。シナリオ名『青のレクイエム』……カラオケで歌ったばかりに。

 天羽君は珍しくキャラクターにモデルがいまして。格闘ゲーム『サイキックフォース』の光使いエミリオ・ミハイロフ。最初は単に、キャラクター作るときにシンドロームを選んでいて「エンジェルハィロゥいいなぁー。『光よー』(エミリオの台詞)って感じで」て言ってただけで、普通に女の子作ろうとしていたんです。確かに設定的にエミリオに重なる部分を作りはしましたけど。が、そのときのGMに「エミリオなら14歳男の子でしょう!」といわれて(笑)あんなキャラになりましたよ。
 まあ、ある意味非常に「ダブルクロス」らしいキャラクターです。望みもしない力に悩み、日常に憧れ、それでも戦わなくてはならない。
 だからこの話でも、自分とよく似た境遇の周二君にえらく共感を覚えてしまいまして。GMに「そんなにいれこんでくれるとはなぁ」と言わしめましたよ、わはは。シュージ君が消えるところでマジ泣きしましたよ、おほほ。セッション終了直後に「小説におこす!」と宣言しちゃったし。

 ただ、小説にするに当たってかーなーり変更・捏造加えてあります。天羽君の一人称という関係上、接触の少なかったキャラクターはばっさり削ってしまいましたし。ごめんよ、四ノ宮先輩、坂ノ上君、橘さん。あえていうなら研究所で“クリムゾン・ダブル”の研究しているという証拠を持ち帰ったのが四ノ宮先輩です(笑
 出しません、と言ったときに皆さん快諾してくれてありがとう。宮城君、登場してはいるけど影が薄くてごめんね。

 慣れない一人称ということもあって、未熟な点も多々あるとは思いますが感想などいただけましたらありがたく思います。
 また、この小説、オフセットで本にしてしまいました。愛と勢いって偉大だね☆ おまけとかいろいろあるので、興味のある方、お買い上げくださると嬉しいです。
 通販ページ鏡の少年通販ページありますのでよろしければ覗いてみてくださいませ。


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 ところで。天羽君とシュージ君の間にあるのはあくまで友情ですよ? ……今のところ(ぉぃ)なんですが、友情で終わるわけないじゃん、というヲトメ思考どんとこいな方、あとがき腐女子ばーぢょんはコチラ(笑)ちなみに読んだあとで不快感を覚えられても責任持ちませんのでよろしく。では。