Double + Cross
//Character Sheet

「・・・君が好きだから」

キャラクター名 天野あまの 武尊たける
プレイヤー名青いゴッグ
コード・ネーム タケミカズチ雷神にして剣神
シンドローム モルフェウス / ブラックドッグ
NO PICTURE
ワークス ボディーガード カヴァー 高校生
年齢 16歳 性別

能力・技能

肉体 感覚 精神 社会
白兵 射撃 知識:統計学 調達
回避 知覚 知識: 情報:裏社会
運動 隠密 知識: 情報:
耐性 精密作業 機械操作 情報:
運転:自転車 RC 交渉
運転: 意志 芸術:
運転: 追跡 芸術:

エフェクト

名 称Lv名 称Lv
ミカヅチ2 Lv インフィニティウェポン2 Lv
球電の盾2 Lv ギガンティックモード1 Lv
MAXボルテージ2 Lv フルインストール2 Lv
マグネットフォース1 Lv 韋駄天1 Lv
バリアクラッカー2 Lv クリスタライズ2 Lv

設定

安定した家庭に生まれ平凡な人生を歩んできた。幼いころから剣道をやっていたのとあまりにバカな幼馴染を持った以外は平々凡々なまじめな優等生だった。・・・彼女に出会うまでは。


彼女の名前は「鈴原未来」。
引っ込み思案で恥ずかしがりや。ただいつでも心には強いしんを持っている。たとえ世界全てがやみに包まれても明日を信じて走り続けられるそんな少女。
ピュアすぎるゆえにかかわる人がみな自己嫌悪に陥ってしまうそんな少女。


そんな彼女に出会ってしまったそのときから武尊は新たな方向を歩み始めた。平々凡々なまじめな優等生はただ一人の女のナイトになった。


落ち着いているように見えるが、ただ一人の女のために世界の全てを敵にまわせる熱い心を持つ少年。たとえ相手が何であっても彼女のためなら敵にまわし彼女を幸せにすることを心に誓った。
現代のナイトとして、忠を誓うは「未来」の名を持つ「プリンセス」であり彼を導く「導き手」。ただし彼女の前だとヘタレになり告白も出来ずにいる。


オーヴァードになったのはその後の話。
FHによる「レネゲイドウイルスの進化とその可能性」についてのプロジェクト。そこから脱走した(?)ジャームが一般の子供たちに襲い掛かった。助けに入ったのは恐怖に耐えて子供をかばいに入った「鈴原未来」。彼女と彼女の守った子供たちを守りたいと彼は力を欲し、その思いが彼を覚醒させた。
初めての覚醒でいきなり使った雷光撃はジャームを滅ぼした。そしてそのときから彼の左手甲には青い宝石「賢者の石」が・・・


時は流れる。武尊は自身の宿命と遭遇する。
鈴原未来。彼が命を懸けても守りたい少女。
オーヴァードであった彼女に宿る、普通のオーヴァードをしのぐ、神に連なる力。その身を滅ぼしかねない大きな力。
彼女にその力があり、その力が彼女の日常を徐々に蝕んでいると知ったとき、彼はおろかな過ちを犯した。


彼女を非オーヴァードにする。あまりに無茶で、無謀な選択。
選択は彼女を傷つけ、死は免れたものの深い昏倒状態にしてしまった。


それから2週間。武尊は彼女の力の源、高天原へと招かれる。
そして武尊は仲間とともに彼女を取り戻すことに成功する。
彼女も大切な思いでも失うことなく・・・


武尊は日常へと帰還した。彼女ともに。






・・・そして、一ヶ月、時は流れる。
特異点。武蔵蓮沼で繰り広げられる争いの焦点。その特異点を持つ少女、片水綾奈。
彼女の持つ力をめぐる戦いで武尊は一つの真実を知る。
「賢者の石は特異点である」


・・・その真実、それは少女を、ひいては世界を助ける可能性を示唆していた。
目の前にある可能性。武尊にとって、それに目をつぶるなんてできなかった。だから選んだ。彼女を助ける道を。そして・・・







・・・武尊の賢者の石。それは彼の歩みの軌跡。
「特異点」への理解。未来の確定予測。神なる力。
大切なものを失い。守り、得てきた力。



最後の最後でそれは彼に時間を与えた。
自分が堕ちていくまでの残り時間。その中でできること・・・






武尊は最後に、自分を自分たらしめた、自分を変えた女性に会うことを選んだ。
それは彼にとって全てであった。

「未来。僕は君が大好きだった」
・・・幾度となく引っ込めたその言葉。
「ずっと一緒にいたかった」
・・・思い続けた思い。



・・・最後に、最後の時間を削ってでも、彼は彼女を抱きしめ口付けをした。・・・それは彼の最後のわがまま。






そして・・・天野武尊は闇に堕ちた・・・







・・・その後。
闇のふちで武尊は必死だった。覚悟を決めていた。そう思っていた。
・・・でも。それでも。もう一度だけ。もう一度だけ大好きな人に会いたかった。
もしそれが望めるならば、彼女の、未来の腕の中で死にたかった。
そんなわがまま。覚悟を決めたつもりだったのに・・・

堕ち行く意識の中。賢者の石に宿る友のことが頭に浮かんだ。
「そうか・・・」



暴走する身体。ジャームと化した身体はだんだんに未来を求めるようになっていく。
石の中に封じた自分。暴走し、強くなりすぎた自分の身体を奪い返すことは敵わない。


彼女を求め、ジャームは彼女の帰る場所を自らの中に吸収していく。
友を。仲間を。
必死に抗おうとしても、封じられた自分では何もできない。
ただ。ただ悔しかった。

「未来を僕から・・・」
小さい頃から憧れだった梓ちゃん。今の僕にできることは彼女に頼ることくらいだった。
かっこ悪いと分かっていても、未来を守りたかったから。それでもいいと思った。


そして、


桜の木の下で、始まりの木の下で、僕は未来と対峙した。


戦いの中。
力を使いすぎたジャーム。僕は石からその力を表出させた。


そして。


未来と会い、力をあわせて、目の前の「敵」に、自分自身に、刃を付きたてた。



薄れていく意識の中で、へたれな僕は未来に最後に甘えてしまった。
「少し思い出して。桜の花を目にしたら」
少しでいい。彼女の重石とならないように。
ただそれでも、本当に少しでいいから。覚えていてほしい。


・・・君を、愛していた僕がいたことを。


消滅していく。身体も、意識も、なにもかも。


最後の最後に、未来を見つめて、僕は思う。
「さようなら。未来」



ロイス:鈴原未来

コンボ:フツノミタマ一閃&雷神の構えor雷帝の守りor雷剣斬Dロイス:賢者の石、雷帝
身長 cm
体重 kg
血液型
誕生日
星座

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